M様邸 新築工事2
【R3.6.25記事更新】
M様邸の新築工事を行っています。前回の記事は下記のリンクからご覧下さい。
内部土間を打設し、防湿シートを敷き込む作業を行っていきます。
布基礎にコンクリートを打設している様子。
内部土間を打設しています。
住宅の基礎が完成したので、足場を組みます。
土台敷き込みを行いエコボロンを塗布しました。エコボロンとは、天然鉱物「ホウ酸」を利用した、安心安全な木材保存剤で、財団法人 木材保存協会の認定商品です。 木材腐朽菌、シロアリ全種類、その他の食害虫、カビ等木材の劣化原因に対し、一回の施工で長期間効果を持続します。
エコボロン散布が完了したので、建て方を開始します。
屋根はセキノ興産の高気密屋根「S&W工法」で施工します。屋根下葺材は田島ルーフィング株式会社の合成繊維不織布を主基材とし改質アスファルトを使用した「脱ラグ原紙」ルーフィングであるp-EX+を使用。Pカラーシリーズの最上級品で、強度・寸法安定性等が優れる改質アスファルトルーフィングです。
外壁部分に耐火ボードを貼り付けていきます。
耐火ボード、サッシ枠の取り付けが完了したので室内部分の施工を行います。床断熱材「ミラフォーム高密度」を敷き詰めその上にOBS合板を貼り付けます。
瑕疵保証防水金物検査の様子。瑕疵保証とは、引き渡しが完了した物件に売主から知らされていなかった欠陥(瑕疵)が見つかった場合の補修費用を保証してくれる仕組みを言います。事前に専門家による瑕疵保証検査を行うことで住宅に欠陥が無いことを証明しています。
瑕疵保証の検査が完了したら、住宅の内部電気配線工事を行います。
一方、外装部分には透湿防水シートを取り付け外壁の下地を作っていきます。
内部の配線工事が完了したので、断熱材となるセルローズファイバーを「ブローイング工法」で取り付けていきます。ブローイング工法は断熱材をエアーでホースの中を圧送し、天井面に雪を降らせる様に積層させてたり、壁の中に吹き込むような工法なので、どの様な厚さでも、障害物があっても全く隙間を生じる事なく断熱層を施工出来る工法です。
外壁の取り付けも行っていきます。KNEW製の外壁を使用。
第一種換気方式の換気ユニットを取り付けていきます。換気方式には主に第一種、第二種、第三種換気方式があり、
・第一種換気方式は給気・排気とも機械換気で強制的に行う換気方法。
・第二種換気方式は給気は機械換気で行い、排気は排気口から自然に行う換気方式。
・第三種換気方式は排気は機械換気で強制的に行い、給気は給気口などから自然に行う換気方式。
と、なっておりまして第一種換気方式が機械換気の中で最も確実な給気・排気が可能なのです。
二階部分も一階と同様にブローイング工法にてグラスウールを取り付けていきます。
内壁部分のグラスウールブローイング工法が完了した部分から耐火ボード(石膏ボード)
を取り付け、キッチン、トイレ、お風呂といった水回りの配管工事を行っていきます。
配管工事が完了したのでユニットバスを組み立てていきます。
軒天(のきてん)部分を塗装していきます。軒天とは、家屋・住宅の外壁から外側に伸びている屋根の裏側(真下)部分にある天井のことを言います。
軒天塗装が完了しましたら、外壁のコーキングを行います。コーキングとは、建築物において気密性や防水性向上を目的として、隙間を目地材(コーキング材)などで充填することを言います。
床材・フローリングを貼っていきます。
耐火ボード取り付けの様子。
雨樋も設置していきます。
S&W工法で施工した屋根の様子です。
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