K.S様邸 新築工事

【R5.11.22記事開始】【R5.12.26記事更新】

K.S様邸の新築工事が始まりました。

 

まずは建物を建てる基礎を作る前に地盤改良から行います。今回は湿式柱状改良(ソイルセメント)工法にて地盤改良を行います。湿式柱状改良工法とは原地盤の土にセメントと水を混合しそれを専用の機械で地中に注入。地面の中に柱状の固結体を構築し災害に強い土地にする工法です。

 

PP工法で地盤改良が完了したら鉄筋を組み住宅の基礎となる土台を作っていきます。写真は瑕疵保証のため配筋検査を行っている様子です。鉄筋の品質がJIS規格品か、設計書通りに鉄筋が組まれているか等細かくチェックしていきます。瑕疵保証とは物件に不具合や欠陥等があった場合、売主が買主に瑕疵(傷や欠点の事)の修繕費用等を保証する事です。瑕疵保証保険にて万が一の際は保証をするので、保険加入の為に専門の審査員による検査を行う必要があります。

 

瑕疵保証配筋検査が完了したので型枠を組みコンクリートを流し込んでいきます。

 

じっくりとコンクリートを乾かし型枠を取り外していきます。

 

床下に収まる配管工事を行います。

 

建て方。建て方とは構造材の組み立ての事をいい、土台の据付から柱・梁・棟上げまでの作業工程を指します。

 

柱や梁を組んでいきます。

 

屋根部分製作の様子。

 

内部の土間を打設し、透湿防水シートを敷き込みます。

 

 

外壁部分。耐火ボードを貼り付けました。

 

耐火ボードの上に透湿防水シートを貼り付け外壁材を貼る準備をします。サッシも入り住宅の顔が見えてきました。

 

床断熱材の「ミラフォーム50」を設置します。

 

天井部分に屋根からの遮音と断熱効果が期待できる「ヤネシタボード」を取り付けていきます。

 

瑕疵保証のため防水金物検査。鉄筋の時と同じく専門の審査員の方に検査していただきます。

 

配線工事の様子。

 

外壁材を貼っていきます。

 

内部は「アクアフォーム」の吹き付けを行いました。アクアフォームは硬質ウレタンフォームの一種で断熱性・機密性・吸音性に優れた水で発泡する断熱材です。

 

第一種換気を住宅に組み込んでいます。第一種換気とは吸気排気が共に機械換気の方式のことを言います。計画的に換気が行えるので高気密高断熱の家に採用されることが多いシステムです。(第二種換気は機械吸気自然排気、第三種換気は自然吸気機械排気のシステムを指します)

 

屋根部分工事の様子。

 

【R5.12.20追記】

ユニットバス設置の様子。

 

造作中。小上がり部分がどの様に仕上がるのか楽しみです。

 

クロス(壁紙)を貼る前に下地処理を行います。パテを盛り隙間を埋めてフラットにしていきます。

 

外装天井部分を塗装しています。

 

浄化槽工事の様子。

 

クロス(壁紙)貼りの様子。

 

造作机を設置しました。アイカ工業製のメラニン化粧板を貼り付け加工しています。

 

【R5.12.26記事更新】

K.S様邸新築工事が完了しました。

 

小上がり部分の仕上がり。造作机と小窓が雰囲気をより一層引き立てています。

 

リビング・ダイニングキッチンの様子。

 

フラットな作りで流し台の天井部に壁や棚をを作らず広く感じる空間に仕上げました。

 

タイル調の壁紙や床材を使い空間を分けています。

 

洗面台・トイレ。シックで落ち着きのある色使いでどことなく安心して毎日使用できる様な仕上がりです。

 

外観の様子です。室内室外共に雰囲気を合わせることで落ち着きのある、一体感を感じることのできる住宅に仕上がりました。

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