齋藤様邸 新築工事
【R2.5.14記事開始】
齋藤様邸の新築工事が始まりました。
慣れ親しんだ住居に別れを告げ、解体工事を行います。
【R2.6.6追記】
解体が完了し、まっさらな土地になりました。基礎工事を行います。
住宅の基礎となる土台を構築していきます。ベースが完成したら型枠を組んでコンクリートを流し込んでいきます。
型枠にコンクリートを流し込んだらじっくりと乾燥させ、固まったら型枠を外します。取り外しが完了したら床面にコンクリートを流し込みます。
基礎のコンクリートを乾かしているうちに化粧部分の加工を行いました。玄関前にかなり力を入れていますので完成をお楽しみ下さい。
6月5日、大安吉日に建方開始です。建方(上棟工事)とは木造建築で柱や梁などを組み立てて、屋根の一番上の部材である棟木を取り付ける作業の事を言います。基礎に続き、柱や梁をしっかりと組むことで長持ちし、地震等の災害に強い家を作ることが出来ます。
【R2.6.9更新】
住宅の形が徐々に見えてきました。
サッシのガラスは紫外線を大幅にカットする最も高性能なグリーンガラスを使用しました。家具や衣服などの紫外線による色褪せも防ぐことができます。
住宅下部分が緑色なのは「エコボロン」を使用しているからです。エコボロンは高い防蟻・防腐性能のある薬剤で、ホウ酸塩から作られた無機物で分解されず、蒸発する事もないため効果が長期間に渡って継続します。
揮発性が全くないので空気を汚さず、腎臓を持つ哺乳類にとって少量口に入ったり吸引した程度では全く問題にならない安全性があり、シックハウスの心配もないので健康やエコを考えた住宅にピッタリの製品です。
11日に上棟式を行います。
【R2.6.29更新】
着々と工事が進んでおります。
内部電気配線・配管工事の様子です。壁の断熱材はセルローズファイバーを吹込みました。
セルローズファイバーとは木質繊維を使用して製造された断熱材で、吹込み施工(機械を使ってふきつける施工)を行うため、隙間・偏りなく隅々まで充填することができます。そのため、配管などの影響で施工密度が低くなることがほとんどありません。
また、断熱材はいろいろな種類がありますがセルロースファイバーを選択すると、
・高い断熱効果により、夏は涼しく冬は暖かい家となる。
・木質繊維のエコロジー資源なので環境や人に優しい。
・セルローズファイバーは湿気を吸うので適度な湿度を保てる。
・そのため結露やカビを予防でき、家が腐ることを防ぐ。
・シロアリやゴキブリといった害虫の予防効果がある。
・高い防音性能で静かな家を実現できる。
・高い防火性能で火事にも強い。
と、かなりメリットを望むことが出来ます。
屋根下葺材にはカラーEX+(プラス)プラチナスタイルを使用しました。合成繊維不織布を主基材とし、改質アスファルトを使用した“脱ラグ原紙”ルーフィングです。田島ルーフィング株式会社様のPカラーシリーズ最上級品で、強度・寸法安定性等が優れる改質アスファルトルーフィングです。
地震や風の影響の少ない屋根に仕上がるS&W工法を採用しています。
化粧垂木(けしょうたるぎ)の様子。化粧垂木とは軒裏や化粧屋根裏などに用いられる美しく仕上げられた垂木です。 社寺建築によく用いられている手法で、建物の迫力をより一層高める効果があります。
【R2.7.21追記】
木でできた螺旋階段も取り付けました。壁側にはナイロン気密シートを貼り付けています。
床材の設置が完了したのでフローリングの設置も始まりました。株式会社イクタ様のフローリング材であるプリオスJapanというブランドのサンドオーク柄をセレクトしました。
木目調で表面に新しくパウダー仕上げに。木目を白く引き立たせる
外壁はKMEW (ケイミュー株式会社様)の光触媒の壁・光セラ16と親水コート16採用しています。光触媒の壁は、晴れの日は汚れを分解し、雨の日は汚れをきれいに洗い流し、色あせに強く歳月を経ても美しいままで保てる外壁となっています。
齋藤様邸の完成記事は下記のリンクからご覧いただけます。